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「船を見送る岬」
伊良部島にあるサシバを模した、シンボリックで巨大な展望台を知っていますか?。

フナウサギバナタ
フナウサギバナタ

島の言葉で『フナウサギバナタ』という断崖絶壁の岬で、「船を見送る岬」という名がつけられています。
展望台からは美しい紺碧の海原がどこまでも広がり、宮古島や池間島を望むことが出来る、風光明媚な伊良部島を代表する観光名所のひとつとなっています。その昔、この岬は伊良部島から沖縄本島などへと旅立つ、家族や親戚の無事を祈って、いつまでも遠ざかる船を見送っていた場所でした。
フナウサギバナタ
フナウサギバナタからの風景

また、展望台がサシバ(鷹の一種)の形をしているのは、秋の寒露の頃に本土から東南アジアへと渡る途中で、宮古諸島へと飛来し、そのほとんどが伊良部島で羽を休めることから、島のシンボルとして親しまれています。
この岬で大きく翼を広げる勇ましいサシバは、飛行機で島から旅立ってゆく現代の島の若者たちを、島の代表として温かく見守っているのではないでしょうか。そしてふたたび、渡り鷹のサシバのように、島へと渡って来る日を見つめているのかもしれません。

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